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Kyoto Basketball Times TJ

#19 夢を与える男

平成29年度関西学生バスケットボール選手権大会

東山高校出身  天理大学 1回生 藤澤 尚之 選手は

入学1ヶ月後の公式戦でスタートとして起用されていた。

山科中学、東山高校と共に

速いトランジションの中で、速攻の先頭を走り、

変幻自在のパスで得点に繋げる。

そんなプレイスタイルだった藤澤選手が

スローペースの天理大ハーフコートバスケットの中で

どれだけ自分の持ち味を出せるか。

また関西1部のポイントガードとの

マッチアップの身長差、体格差はどうなるか。

そんなまわりの危惧を払拭するプレイをコートでみせた。

取材当日、この日、特に目を引いたのがプレイタイムの長さである。

天理大学の選手交代は非常に細やかであるが

9月13日立命館大学戦は37分間プレイタイムを得ることとなった。

ベンチからの信頼の現れである。

6戦終わって2勝4敗と苦戦をしいられているが、

ポイントガードが1回生ということは

リーグ期間中にチーム力が向上する可能性を一番秘めているのではないか。

これからの巻き返しに期待したい。

From バスケットマン

勝つ事、点を取る事、点を与えない事、

それと同等に大切だと思う事がある。

「 夢を与える事 」である。

プロも学生も関係無い。

会場で試合を観た小学生や中学生に

いつかあんな選手になりたい!!!

と思って貰えるようなプレイをする選手。

素晴らしい選手だと考える。

けっして体格に恵まれているといえない藤澤選手の活躍は

京都のバスケ関係者の誇りであり、

全国のバスケっ子の希望である。

SPECIAL THANKS to 藤澤 尚之 選手

天理大学 #3 

(好きなお笑い芸人は ジャングルポケット 斉藤 )

写真/記事  Kyoto Basketball Times  TJ 

2017.9.14

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