2018年3月29日
京都の中学バスケット関係者にとって
悲願の1勝がようやくやってきた。
第31回 都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会
決勝トーナメント1回線
沖縄県 50 - 59 京都府
京都府男子チームが初のベスト8入りを決めた。
スタートの平均身長は180.6cmと
決勝トーナメントで対戦した相手と遜色はないが
(沖縄179.2 東京180.2 )
185cm以上のビッグセンターがいるわけではなく、
1ガード+4フォワードという布陣であった。
ゾーンディフェンスを使えた時なら
180cm前後の5人でビッグセンターに対抗する術も
いくつも考えられたが、
練習時間の限られた選抜チームでのマンツーマンでは
一人でインサイドを任せらせるプレイヤーがいるチームが
圧倒的に有利である。
しかし、ビッグセンター不在が
逆に全員のリバウンド意識を高め、
今回の躍進に繋がったと考える。
スタメン最高身長の#6
相手センターとの身長差を
クイックネスでカバーし
果敢にゴールへアタックした。
(写真は別大会より)
一方のオフェンスでは
チームスローガン
「 GO TO BASKET 」の通り、
何処からでもゴールへアタックできる布陣が
非常に魅力的であった。
能力ある1対1が魅力の#5
左を生かした技巧派#7
パワフルなプレイが魅力の#8
アウトサイドシューター#9
闘志あふれる#10
ゲーム展開を一変させるゲームメイク#11
チームを盛り立てる#12
コートで結果を残すムードメーカー#13
どんな展開にも順応できる#14
将来性豊かな#15
そして個性ある選手をリードし
自らも得点できるポイントガード#4
12人の奏でるバスケットという視点では
まだまだ可能性を秘めたチームであった。
冷静な状況判断が光る#4
アウトサイド、インサイド、アシスト、リバウンドと
多彩なプレイでフロアバランスを整えた。
(写真は別大会より)
準々決勝(決勝トーナメント2回戦)
京都府 58 - 60 東京A
ベスト4入りには惜しくもあと一歩届かなかったが、
決勝戦 岡山 71 - 69 東京Aというスコアや
練習試合で勝利した相手チームの結果を踏まえても
京都選抜過去最高のチームであったと言える。
今回の選抜でのプレイもそうであったが、
自チームに帰ってからの活躍が
非常に楽しみな選手ばかりであった。
また最後になるが
準々決勝東京A戦で
観客席から応援をしてくださった
沖縄県選抜の皆様に
京都のバスケットボールに携わる一人として感謝の意を表したい。
2018年4月2日
Kyoto Basketball Times TJ