実は
〝 いつも心にバスケット 〟
と
〝 心はいつもバスケっ子 〟
のふたつを使い分けております。
〝 いつも心にバスケット 〟
は引退や、卒業していく皆さんへの言葉で使うケースが多いです。
バスケットボールで学んだことを
いつも心に留めておいて下さい
これからの人生の糧として下さい
という想いを込めています。
一方の
〝 心はいつもバスケっ子 〟は
現役の選手に向けて使っているケースが多いです。
大好きなバスケット。
四六時中もバスケットの事を考えている子供たちを
バスケっ子と呼んでいます。
〝 いつも心にバスケット 〟
はもちろん自分の経験から生まれた言葉です。
何か壁に当たった時、
〝 いつも心にバスケット 〟の精神で
自分の行動を客観視します。
そうするといつも気づきます。
「 あれ? 壁、低くない。」
「 これ、自分の全身全霊をかけた全力か。 」
そして時には順調と思える時も
自分のお尻を蹴り上げてくれます。
「 え?現状意地に満足してんの? 」
「 勝負しているフリじゃない? 」
私は中学時代、
京都で一番努力すれば京都で一番になれると信じていました。
だから京都で一番努力しました。
ところが高校では
京都2位を目指しました。
そして2位になって満足して引退しました。
だから私は自分でわかります。
( 今は2位を目指している時と一緒やな。 ) と。
もちろん2位も努力なしでは辿り着けません。
ですから決してサボったり、あぐらをかいている訳ではありません。
一生懸命頑張っていることは頑張っています。
しかし、一度しかない人生、
日々、自分の全身全霊で挑んでいるかといえば、
イエスとはいえない時があります。
今日は1分の無駄もなく、全力で挑めた。
明日はさらにその上を行こう!!
と思って眠りにつく日が何日あるか。
それを考える暇もなく、
眠っている日が何日あるのか。
少なくともバスケットボールに
本気で挑んでいた時には
多々あったはずです。
〝 いつも心にバスケット 〟
全身全霊で日々、挑みたいと思います。
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