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「 回し読み図書館 」で検索して頂きますと
今回の企画のページをご覧頂けます。
回し読み図書館は全日本男子のアスレチックトレーナーの
佐藤 晃一 さんが始められた企画です。
この企画は佐藤さんが本をプレゼントし、
受け取った人が次の人に繋いで行くというものです。
子どもがバスケを始めたら読む本
「 装丁 」
佐藤さんのご実家は本屋さんだったそうです。
デジタル書籍もご利用になられているようですが、
本を手に取って読むこと、そして人と人との繋がりを大切にしてほしい
という想いをお持ちです。
これには非常に共感できました。
私も手に取る喜びを知っているので、
未だかつてデジタル書籍を購入したことは無いです。
そして、購入した本にブックカバーもつけません。
なぜなら本は「 手ざわり 」にもこだわって作られているからです。
手に取る人への想いのこもったものにカバーをつけるのは
もったいない気がするからです。
そして読む前にまずすることは帯を外してをデザインを楽しみます。
この本もシンプルですが、非常にかっこいいデザインです。
もし、手にした方がおられましたら、是非とも帯を外して
外見も楽しんで下さい。
外見を一通り確認した後は、
著者や編集者などのクレジットを確認し、
それから読み始めます。
これは写真と似ているからなのか、
高校の現代文の先生の影響なのかわかりませんが、
本を読むときは、いきなり読んだりしません。
写真の場合は
手に取る、
アルバムにはる、
アルバムを開く、
押入れの奥からアルバムが出てくる
など、写真独特の魅力があります。
「 写真1枚 」を取り巻く環境にも価値があります。
また高校の現代文の先生は
高1の授業の最初の1時間を
装丁について話し合う時間とされました。
そして「来週からこの教科書は使いません。」という一言に
衝撃を受けたのを覚えています。
今回は割愛しますが、
1+1=2 が正解いう教育を受けてきた自分たちにとって
考え方の視点を広げる機会を与えて下さいました。
子どもがバスケを始めたら読む本2回目の記事は
装丁についてのみ書きました。
装丁はそれぐらい価値があることだと思いますし、
素晴らしい仕事だと思います。
by 小遣い全額、本につぎ込んでいる男より。
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